2011年4月17日日曜日

ヒノキ2011年4月17日(2)

中部地区のヒノキ
2011年4月17日撮影(山口市小郡)

この木も同様で、白い花粉嚢の殻は目立ちますが、花粉は残っておらず、枝を振っても花粉は出ませんでした。
枝を振ると雄花がポロポロと落下しました。

ヒノキ2011年4月17日(1)

北部定点(標高200m地点)のヒノキ
2011年4月17日撮影(山口県美祢市)

久しぶりの観察ですが、今年の雄花の多さを再確認しました。


一部の木で、枝を振ると花粉が放出されましたが、一帯のほとんどの木には花粉が残っておらず、既に雄花が落下し始めていました。

オオバヤシャブシ2011年4月17日

オオバヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属)
2011年4月17日撮影(山口県宇部市)

この辺りでは雄花序は既に花粉の放出を終了し、枯れているようです。
多数の花序が既に落下していました。

2011年3月27日日曜日

オオバヤシャブシ2011年3月27日

大平山中腹のオオバヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属)
2011年3月27日撮影(山口県防府市)

この辺りは開花しています。
山頂はまだほとんど開花していないようです。

ヒノキ雄花2011年3月27日(1−2)

中部地区のヒノキ雄花
2011年3月27日撮影(山口市小郡)

花粉嚢がたくさん確認できます。
まだ破裂していないようで、枝を振っても花粉は出ませんが、今にも花粉が飛び出しそうな感じです。

ヒノキ雄花2011年3月27日(1−1)

中部地区のヒノキ雄花
2011年3月27日撮影(山口市小郡)

ヒノキも雄花はたくさん着いています。

スギ雄花2011年3月27日(2−2)

大平山山頂(標高600m)のスギ雄花
2011年3月27日撮影(山口県防府市)

枝を揺らすと、このように花粉が飛散します。

スギ雄花2011年3月27日(2−1)

大平山山頂(標高600m)のスギ雄花
2011年3月27日撮影(山口県防府市)

この木には、まだ花粉が残っています。
振ると花粉が放出されました。


服の袖に黄色い花粉が付着しました。

スギ雄花2011年3月27日(1)

大平山中腹のスギ雄花
2011年3月27日撮影(山口県防府市)

1週間前には20%程度花粉が残っているように思われましたが、本日は花粉は残っておらず、雄花の中は空っぽでした。
当然、振っても花粉は出ませんでした。

2011年3月21日月曜日

ヒノキ雄花2011年3月20日(2)

北部地区(標高200m)のヒノキ雄花
2011年3月20日撮影(山口県美祢市)

毎週日曜日に観察しています。
徐々に雄花が膨らんできましたが、花粉飛散はまだ先のようです。

ヒノキ雄花2011年3月20日(1)

西部地区のヒノキ雄花
2011年3月20日撮影(山口県宇部市)

この木の雄花はだいぶ膨らんできましたが、花粉飛散にはまだ時間がかかりそうです。

スギ雄花2011年3月20日(6)

中部地区(大平山山頂、標高600m)のスギ雄花
2011年3月20日撮影(山口県防府市)

この木は約20%の雄花にまだそこそこ花粉が残っています。

全体として残存花粉はかなり少なくなっていますが、一部の木はまだ花粉を蓄えています。さらに標高の高い場所の雄花がどの程度花粉を保持しているかも問題となります。今後、スギ花粉飛散は少なくなると思われますが、まだスンナリとは終わらないようです。

スギ雄花2011年3月20日(5)

中部地区(大平山中腹)のスギ雄花
2011年3月20日撮影(山口県防府市)

(4)よりも標高の高い場所の木ですが、約20%の雄花に花粉が残っている印象です。
結構な雨が降っていましたが、枝を振ると、花粉が飛び散りました。
この時点で飛び出そうとしている花粉は、この雨で流されてしまうことでしょう。

スギ雄花2011年3月20日(4)

中部地区(大平山中腹)のスギ雄花
2011年3月20日撮影(山口県防府市)

一部の雄花に少量の花粉が残っていますが、大部分は花粉の放出を終え、既に多くの雄花が落下しています。

スギ雄花2011年3月20日(3)

北部(標高200m)のスギ雄花
2011年3月20日撮影(山口県美祢市)

(2)の近くの木です。
約20%の雄花に花粉が部分的に残っている印象です。

スギ雄花2011年3月20日(2)

北部定点(標高200m)のスギ雄花
2011年3月20日撮影(山口県美祢市)

この木の花粉はほぼ飛散しつくしたようです。肉眼的に確認できる範囲で、花粉嚢は認められませんでした。

スギ雄花2011年3月20日(1)

西部地区のスギ雄花
2011年3月20日撮影(山口県宇部市)

一部の雄花に、わずかに花粉が残っている状態です。

2011年3月13日日曜日

オオバヤシャブシ(2)

大平山中腹のオオバヤシャブシ
2011年3月13日撮影(山口県防府市)

標高の低い場所では、オオバヤシャブシの雄花序は垂れ下がり、開花間近です。

オオバヤシャブシ(1)

大平山山頂のオオバヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属)
2011年3月13日撮影(山口県防府市)

大平山にはたくさんのオオバヤシャブシが育っています。
山頂の雄花序は成熟途中のようです。

ヒノキ雄花2011年3月13日(2)

中部のヒノキ雄花
2011年3月13日撮影(山口市小郡)

この木の雄花は、一部に花粉嚢(花粉を蓄えた袋)が膨らんでいるのが確認できます。
花粉嚢が破裂すると、花粉が放出されますが、その時期が近づいているようです。

ヒノキ雄花2011年3月13日(1)

北部定点(標高200m)のヒノキ雄花
2011年3月13日撮影(山口県美祢市)

この辺りのヒノキ雄花は、まだ花粉を放出できる状態ではないようです。

スギ雄花2011年3月13日(6)

大平山山頂(標高600m)のスギ雄花
2011年3月13日撮影(山口県防府市)

花粉が少なくなっている雄花が多いのですが、まだ未開花と思われるものを含め、20%程度の雄花に花粉がかなり残っているように思われます。
やはり、枝を振ると花粉がかなり飛散します。

スギ雄花2011年3月13日(5)

大平山中腹のスギ雄花
2011年3月13日撮影(山口県防府市)

この辺りは木により、花粉の残存の程度が異なります。
既にほぼ花粉を放出し終わり、雄花が隙間だらけで振っても花粉が出ないものもあります。
しかし、写真のように、まだ開花前と思われるような雄花が約70%程度も残っている枝もあります。

スギ雄花2011年3月13日(4)

北部(標高200m)のスギ雄花
2011年3月13日撮影(山口県美祢市)

(3)の木の近くのスギの木ですが、こちらにはまだ花粉をたくさん保持した雄花がかなり残っています。
雄花を割ってみると(爪で割ったため、断面がきれいではありませんが)、花粉嚢(花粉を蓄えている袋)の構造も確認でき、花粉が充満しています。

スギ雄花2011年3月13日(3)

北部定点(標高200m)のスギ雄花
2011年3月13日撮影(山口県美祢市)

花粉がかなり放出されたあとの状態で、雄花に隙間が多く確認されます。
花粉残存率は10%程度の印象ですが、枝を振ると、まだ花粉が飛散します。

スギ雄花2011年3月13日(2)

北部(標高80m)のスギ雄花
2011年3月13日撮影(山口県美祢市)

肉眼で確認できる範囲で、約10〜20%程度の雄花に花粉がそこそこ残っている印象を受けます。
枝を振ると、たくさんの花粉が飛散します。

スギ雄花2011年3月13日(1)

西部のスギ雄花
2011年3月13日撮影(山口県宇部市)

この木の雄花は花粉が少なくなったものが増えていますが、それでも約30%の雄花がまだ沢山の花粉を保持している印象を受けます。

2011年3月6日日曜日

ヒノキ雄花2011年3月6日

北部定点(標高200m)のヒノキ雄花
2011年3月6日撮影(山口県美祢市)

ヒノキの雄花はたくさん着いていますが、この辺りのヒノキは開花にはまだ時間がかかりそうです。

スギ雄花2011年3月6日(6)

中部(標高600m、大平山山頂付近)のスギ雄花
2011年3月6日撮影(山口県防府市)

同じく雨の中で、花粉の飛散状況は確認できませんでしたが、90%以上の雄花に花粉がほとんど残っているように思われました。
これまで相当数の花粉が飛散しましたが、まだまだ最高ランクの飛散が続きそうです。

スギ雄花2011年3月6日(5)

 中部(大平山中腹)のスギ雄花
2011年3月6日撮影(山口県防府市)

徐々に雨脚が強まり、この辺りに到着したときは結構な雨が降っていました。
雄花は完全に雨に濡れており、枝を振っても花粉は出ませんでしたが、約40%の雄花に多くの花粉が残っているように思われました。

スギ雄花2011年3月6日(4)

北部(標高200m)スギ雄花
2011年3月6日(山口県美祢市)

(3)のすぐ近くの木ですが、こちらはほぼ100%花粉が残っているように思われました。
小雨の中ですが、枝を振ると花粉が飛散しました。
部分的に開花しているようです。

スギ雄花2011年3月6日(3)

北部定点(標高200m)のスギ雄花
2011年3月6日撮影(山口県美祢市)

今だに雪が残っている気温の低いところですが、どういう訳か、花粉を多く蓄えている雄花の割合が本日観察した5か所の中では最も低く、約30%でした。
やはり、枝を振ると多くの花粉が飛散します。

スギ雄花2011年3月6日(2)

北部(標高80m)のスギ雄花
2011年3月6日撮影(山口県美祢市)

同様に、あくまでも肉眼的な印象ですが、約40%の雄花に花粉がたくさん残っているように思われました。

スギ雄花2011年3月6日(1)

西部のスギ雄花
2011年3月6日撮影(山口県宇部市)

1週間前に部分的に開花していましたが、肉眼的に確認できる範囲で、花粉の少なくなっている雄花は約30%程度で、まだ約70%の雄花が多くの花粉を保持しているように見受けられました。
小雨の中でしたが、枝を振ると、たくさんの花粉が飛び散りました。

2011年2月27日日曜日

ヒノキ定点観察2011年2月27日

北部定点のヒノキ
2011年2月27日撮影(山口県美祢市)

一帯のヒノキ雄花は成熟過程にあり、赤みを帯びてやや膨らんできました。

スギ定点観察2011年2月27日(2)

北部定点のスギ(標高200m)
2011年2月27日撮影(山口県美祢市)

同様に標高200mの定点のスギ雄花も開花前の状態で、枝を揺らしても花粉は出ませんでした。
当然のことながら、花粉はまだ全部蓄えられております。

スギ定点観察2011年2月27日(1)

北部定点のスギ(標高80m)
2011年2月27日撮影(山口県美祢市)

2月25日、26日と多くのスギ花粉が飛散したようです。
2月27日の昼の時点で、北部の標高80mあたりの定点のスギ雄花はまだ開花前の状態で、枝を振っても花粉は出ませんでした。
ちなみに、観察定点ではありませんが、本日、宇部市小野で観察したスギの雄花は、一部が開花し、枝を振ると花粉が飛び散りました。

2011年2月11日金曜日

北部定点観察(3)

北部定点のスギ雄花(拡大)
2011年2月6日撮影(山口県美祢市)

雄花は成熟してきております。
開花時期は今後の天候(気温)次第です。

北部定点観察(2)

北部定点のスギの木
2011年2月6日撮影(山口県美祢市)

木全体に満遍なくビッシリと雄花が着いております。
しかし、枝先の雄花の数は比較的少な目です。
20数カ所の定点観察の結果からは、今シーズンのスギ花粉はかなり多くなりそうなのですが、定点以外の木では雄花が少ないものも少なからず見られます。
トータルとして、飛散はどうなるでしょうか。

北部定点観察(1)

北部地区定点観察
2011年2月6日撮影(山口県美祢市)

久しぶりの更新です。
2月6日(日)に北部定点のスギの木を観てきました。
1月15日から16日頃に降ったと思われる雪が今だに残っていました。
標高は200m程度ですが、気温は低めで、このような場所はスギの開花も比較的遅くなります。